鯖ドリル

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Minecraft

【2026年版】Switch・Switch 2で専用サーバー(統合版)に繋ぐ|BedrockConnect DNS方式ガイド

Nintendo Switch/Switch 2から、自分で立てたMinecraftのBDS・Geyserサーバーに接続する方法。公式に外部サーバー入力の機能が無いSwitchで使う「BedrockConnect(DNS方式)」を、実機Switch 2で検証した手順で解説します。公開DNSの落とし穴(DNSSEC・入口サーバーの選び方)と、自前ホストの選択肢まで。

#Minecraft#統合版#BDS#Geyser#Switch#Switch2#BedrockConnect#DNS
目次

BDS編Geyser編で立てた統合版サーバーは、PCやスマホからはIPを直接入力すれば繋がります。しかしNintendo Switch・Switch 2には、任意のサーバーIPを入力する機能が公式には存在しません。遊べるのはRealms(有料)と、Mojangが選んだ「注目サーバー」だけです。

そこで使うのが BedrockConnect という有志製ツール。DNSの仕組みを利用して、Switchの「注目サーバー」の枠から専用サーバーへ横入りさせます。この記事は、その手順を実機のSwitch 2で通したところまでを、つまずいた点込みで解説します。

正直な話:ラクさ最優先なら公式Realms

Switchでとにかく安定して友達と遊びたいだけなら、実は公式の Realms(有料) が一番ラクです。Switchなら招待するだけで繋がり、この記事のDNS設定すら要りません

この先の手順を読んで「うわ、無理そう…」と思ったら、素直にRealmsに課金して”考える時間”を買う方が、たいていタイパが良いです。安定を月数百円で買えるなら、それはそれで賢い選択です。

ただしRealmsには割り切りもあります。

  • 同時に遊べる人数に上限(ホスト+10人)
  • アドオン/MODやJava版勢との混在に制約
  • 毎月の課金がずっと続く
  • サーバーを自分で自由に設定・管理はできない

「もっと大人数で」「アドオンを入れたい」「Java版の友達とも一緒に」「長く使うから安く抑えたい」「全部自分で管理したい」——こういう人にこそ、以下の自分でサーバーを立てる/VPS方式が向いています。この記事は、その”もう一歩踏み込みたい人”のための手順です。

先に結論(2026年時点)

  • 接続には公開BedrockConnect DNSを使う。優先DNS=104.238.130.180/代替DNS=8.8.8.8
  • 入口に使う注目サーバーは Lifeboat か MinevilleThe Hive・CubeCraft はDNSSECで弾かれます(Switch 2で実測)
  • この公開DNSは有志の善意で動いているもの。落ちる可能性もあるので、後半で自前ホストという保険も紹介します

この記事で分かること

  • Switch・Switch 2から専用サーバー(BDS/Geyser)へ繋ぐ具体手順
  • 「本物のサーバーに繋がってしまう」ときの原因と対策(DNSSECの罠)
  • 友達も同じ方法で参加させる方法
  • 公開DNSに頼りたくない人向けの、自前ホストという選択肢

前提

  • BDS編またはGeyser編で、統合版サーバーが起動済みIP:19132で待ち受けている状態)
  • Switch/Switch 2本体と、そのサーバーのIPアドレス

方法A:公開BedrockConnect DNSで繋ぐ(かんたん・友達もOK)

まずは一番手軽な、公開DNSを使う方法です。友達も同じ設定をするだけで参加でき、面倒なIP登録は要りません。

Step 1. SwitchのDNSを手動設定する

設定 → インターネット → 接続中のネットワークを選択 → 設定の変更 と進み、**DNS設定を「手動」**にして、次の2つを入力します。

  • 優先DNS(IPv4): 104.238.130.180(BedrockConnectの公開DNS)
  • 代替DNS(IPv4): 8.8.8.8(Googleの公開DNS。これが無いと通常のネットが不安定になります)

Switch 2のDNS設定画面。優先DNSに104.238.130.180、代替DNSに8.8.8.8を設定した状態

数字は本体のソフトウェアキーボードで入力します。

Switch 2で優先DNSに104.238.130.180を入力しているところ

なぜ代替に8.8.8.8を入れるのか:公開BedrockConnect DNSは「注目サーバーのドメインだけ」を書き換える専用DNSで、それ以外の名前解決は答えません。代替に本物のDNS(8.8.8.8)を置くことで、普段のインターネットは8.8.8.8側で維持されます。

入力できたら「保存する

Step 2. 本体を完全に再起動する

DNSのキャッシュを消すため、スリープではなく電源を切って入れ直します(電源ボタン長押し → 電源オプション → 電源を切る)。

Step 3. 注目サーバー(Lifeboat/Mineville)から横入りする

Minecraftを起動 → サーバータブ → LifeboatMineville に入ろうとします。

⚠️ The Hive・CubeCraftはダメ:この2つはDNSSECという「DNSでの書き換えを拒否する仕組み」を使っているため、横入りが効かず本物のサーバーに繋がってしまいます(The Hive は本物に繋がりました)。この挙動はBedrockConnect公式のトラブルシューティングWikiにも明記されています。入口は Lifeboat か Mineville を使ってください

うまくいくと、注目サーバーの代わりに BedrockConnectのメニューが開きます。

BedrockConnectのServerListメニュー。Connect to a Server / Manage Server List / Exit Server List が並ぶ

Step 4. 専用サーバーを登録する

メニューの 「Manage Server List」「Add a Server」 と進み、専用サーバーの情報を入力します。

  • Server Address: あなたのサーバーのIP
  • Server Port: 19132
  • (Optional) Display Name: 一覧に表示される好きな名前(例: sb

BedrockConnectのAdd a Server画面。サーバーのIPとポート19132、表示名を入力

「送信」すると、以降はServerListに設定した名前で残ります

補足:「Connect to a Server」画面にも「Add to server list」というトグルがありますが、どっちがオンかわかりませんでした。確実に登録したいなら、上記の「Manage Server List」→「Add a Server」の方が安定します。

BedrockConnectのServerListに、登録した専用サーバーが表示された状態

Step 5. 接続完了

一覧から専用サーバーを選べば、Switch 2から自分のワールドに入れます

Switch 2から専用サーバーの統合版ワールドにログインできた画面

友達を参加させるには

友達も**同じ手順(DNSを104.238.130.1808.8.8.8に設定 → Lifeboat等から横入り → あなたのサーバーIPを入力)**をするだけです。友達側でポート開放やIP登録は不要。あなたのサーバーのallow-list(許可リスト)に友達のゲーマータグを入れておくのを忘れないようにしてね(→BDS編のStep 4参照)。


うまくいかないときは(実機で踏んだ罠)

症状原因と対策
本物のサーバーに繋がる①入口にThe Hive/CubeCraftを使っている(DNSSECでNG)→ Lifeboat/Minevilleに変える ②代替DNSが8.8.8.8になっているか ③完全電源OFFで再起動したか
インターネット自体に繋がらない優先・代替両方を104.238.130.180にしていないか。代替は必ず8.8.8.8
BedrockConnectのメニューが出ないDNS保存後に再起動したか/注目サーバーの選択が正しいか。数分待って再試行
IPv6環境で効かない(かも)公式Wikiでは、家庭内でIPv6が有効だとコンソールがIPv4のDNS設定を無視する例が報告されています。当方のSwitch 2では起きませんでしたが、他の対策で直らない場合は、ルーターのIPv6を一時的に切って切り分けてみてください

方法B:公開DNSに頼らず「自前ホスト」する(上級・任意)

方法Aの弱点は、公開DNS 104.238.130.180 が有志の善意で動いている点です。実際、予備として案内されている別の公開DNSはすでに停止していました。いつか本命も止まるかもしれません。

「他人任せが不安」「自分で完結させたい」人は、BedrockConnectを自分のVPSに立てる選択肢があります。しかもOracle Cloudの無料枠(AMD micro)なら費用は¥0です。

  • VPS上で BedrockConnect(Docker)DNS(bind9) を動かす
  • bind9は「注目サーバーのドメイン → 自分のBedrockConnect」に書き換えつつ、それ以外は上流(8.8.8.8等)へ転送する完全なDNSにする(recursion yes; + forwarders
  • Switchの優先・代替DNSを自分のVPSのIPに向ける
  • セキュリティのため、DNSの53番ポートは自宅のグローバルIPだけに開放する

自前ホストのBedrockConnectに、専用サーバーを登録している画面

注意(自前ホストの弱点):DNSの53番を自宅IPに絞ると、友達は各自のグローバルIPをファイアウォールに登録してもらう必要があります。しかも家庭のIPは変わることがあるため、友達を入れる用途では方法A(公開DNS)の方がむしろ簡単です。自前ホストは「自分専用・独立性重視」または「公開DNSが落ちた時の保険」と考えるのがおすすめです。

自前ホストの詳しい構築手順は、別記事で解説予定です。


まとめ

  • ラクさ最優先なら公式Realms(有料)。Switchは招待だけで繋がりDNS設定も不要=時間を課金で買うタイパ重視の正解。ただし人数・アドオン・長期コストで割り切りあり
  • Switch・Switch 2には公式のサーバー入力機能が無く、**BedrockConnect(DNS方式)**で横入りして専用サーバーに繋ぐ
  • 公開DNS 104.238.130.180 + 代替 8.8.8.8 が手軽。入口はLifeboat/Mineville(Hive/CubeCraftはDNSSECでNG)
  • 友達も同じ設定でOK。ポート開放・IP登録は不要
  • 公開DNSが不安なら、無料VPSで自前ホスト(¥0)という保険もある
  • 「クラウドやLinuxでVPSを立てるのはちょっと…」という人は、テンプレで統合版サーバーが立つ有料VPS(ConoHa for GAME等)が確実です

謝辞・情報源

この記事の接続方式は、BedrockConnect(作者: Pugmatt 氏)という無料・オープンソースのツールに全面的に依っています。Switch・Xbox・PlayStationから統合版サーバーへ繋ぐ道を、有志が公開DNSごと維持してくれているおかげで成り立っています。感謝します。

公開DNSのアドレスや対応する注目サーバーは、時間の経過で変わる可能性があります。繋がらなくなった場合は、上記の公式リポジトリ・Wikiで最新情報をご確認ください。

この記事はSwitch 2の実機で検証しました(2026年7月時点)。